【緩和ケアをとおしてがん患者さんと家族をサポート】

【緩和ケアをとおしてがん患者さんと家族をサポート】

愛知県がんセンター
愛知病院 がん性疼痛看護認定看護師

 

池田 裕美さん

 

 看護の分野には、亡くなった患者さんへのお化粧を通して、ご家族の悲しみを癒すケアがあります。

 

その重要性を多くの患者さんの死を通して知った私は、緩和ケアを学びたいと思い、中でもがん患者さんへの緩和ケアに貢献できる
「がん性疼痛看護認定看護師」の資格をめざしました。

 

看護師

 

2人の子どもを育てながらのチャレンジでしたが、母となり家族の絆の大切さを痛感したことが、がん患者さんとご家族の看護にこだわるきっかけになったのかもしれません。

 

がん特有の痛みは、がん患者さんから生きる気力を奪い取ってしまいます。

 

痛みを取り除けば人生について考え、やり残したことができる機会も生まれます。

 

そのお手伝いをするのが「がん性疼痛看護認定看護師」です。

 

資格取得後は「地域がんサポートチーム」に所属し、専門医らとともに告知の段階から緩和ケアに取り組んでいます。

 

昨年には在宅のがん患者さんとご家族への訪問医療もスタートしました。

 

学ぶことが尽きず、成長し続けられるのが看護の世界です。新人の頃は迷い悩むことが多いと思いますが、
日々の積み重ねの中で必ず自分のやりたい分野が見つかるはずです。

 

それまであきらめず、1日1日を大切にしてください。

 

2013/2/10 中日新聞